2017年8月7日
「医療不信」について
今回は、「 医療不信 」について書きたいと思います。
セカンドオピニオンや転院などについてはホームページにも記載しておりますが、どうしても担当医への不信感や不満というものをゼロにする事は難しいものですね。治療途中での転院や中断は、患者様にとってあまり望ましくないのは確かですが、不安な気持ちのまま通院を継続するのもまたツライものがあります。
「痛みが引かない」「治らない」などはもちろん「単なる説明不足」など、理由は様々ですが詰まるところお任せできない心理状態になってしまっている訳です。もちろん当院の患者様も何らかの理由で転院されているケースもあるでしょうし、そういう思いはさせないようにと配慮しなくてはなりません。
何かの縁で出会った患者様。全ての患者様が前向きに理解、納得した上で通院して頂けるよう常に工夫しなくてはならないと肝に銘じながらも「全員は無理かなぁ」と考えるときもあります。
ある医師が「その人にとっての名医とは相性の良い医者である」と書いています。出会うタイミングや相性によって、患者様との関係が良くも悪くもなりますね。当院の患者様で、現在の診断や治療について不安などがある方は、遠慮なくご質問ください。またセカンドオピニオンを取る場合でも、最大限のご協力は致しますので遠慮なくお申し出ください。前医(当院)での治療経過や資料が揃っている方が、間違いなく適切な意見を得ることが出来ると思います。
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