2015年4月17日
歯を守る基本!定期健診のすすめ
こんにちは。立石ファミリー歯科の鎌田です。
このブログでは、医院での取り組み、診療内容やイベント等様々な情報発信を行い、皆様にお口の中に興味を持っていただいたり、歯科医院を身近に感じていただき、足を運びやすくなるきっかけになればと思います。
今回は定期検診(メインテナンス)についてお話ししたいと思います。現在、日本の80歳の方に残存している歯の本数は何本かご存じですか?(ちなみに成人の歯の本数は親知らずを除いて28本あります)
正解は平均12本です。
それに対してスウェーデンは平均20本、アメリカでは17本です。
この違いはどこから生まれるのでしょうか?
実は欧米諸国と日本では歯科定期検診の受診率に大きな差があります。予防歯科の進んでいるスウェーデンでは、歯科定期検診の受診率は80%以上です。また、ほかの欧米諸国でも70%ほどの受診率を保っています。これに対して日本の受診率は10パーセント未満なのです。下の図は定期検診している方とそうでない方の、歯の本数と年齢をグラフ化したものです。
統計的にもこれだけの差が出ているので、出来るだけ早いうちから定期検診の意識をつけておけば、歯を守ることができます。当院では、患者様のお口の状況に応じて1~6ヶ月の間隔での定期検診のご提案をしています。問題が起こってからではなく、問題が起こらないように歯科医院を上手に利用し、お口の健康を維持していきましょう。
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